商材紹介の動画のパターン その2
前回の第1話の話に続き、今回は第2話のパターンを説明する。
第2話 こんなに簡単にこんなに大きな収入が!
その主催者がどうやってそのような収入を得ているのか、内容はよくわからないけど、パソコンとかスマホでポチポチっとやってみせて、収入が得られた瞬間とかを動画で見せる。
場合によってはインタビュアーにやらせてみて、
「あっこんなに簡単にこんな大金が一瞬にして手に入りました!」
「確かに私の口座に貼っています。驚きです。」
みたいなシーンがあったりする。
またこんな感じの会話のパターンもある。
主催者 「これってなんだと思いますか?」
インタビュアー 「YYですか?」
主 「違います。」
イ 「ZZですか?」
主 「それも違います。」
イ 「となると・・・なんなんでしょうね。わかりません・・・」
主 「実はXXXなんです。」
イ 「えっXXXなんですか!」(よく使われるオーム返しによる印象づけ)
主 「でも普通のやりかたではないんです。私の方法は・・・」
イ 「え、・・・なんですか」(よく使われるオーム返しによる印象づけ)
ここで、権威のある団体(人名)とかを出したりすることもある。もちろん直接そのその団体(人)を視聴者やインタビュアーが知らなかったりする。そこで、あのXXを開発したメンバーの一員だったとか、あのYYの副社長を若くして勤めていたんだ、とか、その団体(人)がいかにすごいかという権威づけをする。多くの場合、視聴者は確かめようがない。
そして、その団体(人)が私に特別に伝授(または開発)してくれました、って感じで、いかにも権威のありそうな、そんな第三者を持ち出すことによって、いかに「私の方法」がすごいのか、を印象付ける。しかも主催者自体がそのような権威のある団体や人と直接深くつながっているすごい人だ、という印象も同時に与える。第2話あたりでは、こんな「権威の二乗のすごさオーラ」を出そうというシーンがあったりする。
視聴者の中には、なんだかすごい権威に支えているらしい、という雰囲気だけで論理思考が停止する人も多いかもしれない。もちろん、そうなると具体的なことは秘密のままでも気にならない。
そのほか、場所が、主催者のお宅の中であったり所有している会社だったりして、撮影されている部屋にさりげなく高価なものがおいてあったりして、気づいたインタビュアーが、いや、こんなところにも・・・すごいですね~・・というようなコメントをだして「すごい」雰囲気をさりげなく補強。
そして、権威とすごさで視聴者を圧倒したところで、収入を上げ続けている証拠として通帳やPCの画面とか多くの札束などを見せて、これは現実なんだ、て思わせるシーンがある。ドラマや映画と同じで、そんなシーンはいくらでも作れるので証拠にはならない・・・にも関わらず、視聴者は信じてしまう。(信じたいと潜在的に思っている。)
もうそのあたりになると、視聴者の何割かは論理的思考を停止してしまい、権威を利用した演出にまどわされて通帳と実演もそのまま信じ、自分もそんなこと、やれるならやってみたいという願望に支配されはじめる。
そして主催者は、
「困っている人たちのために、私の方法を皆さんに提供していきたい。すでに何人もの教え子に提供してみんな大儲けしてる実績がある。」
みたいな提案をする。
あるいはインタビュアーが
「この動画をご覧になっている皆さんのために、なんとか・・」
というような言い回しで、そのように仕向け、主催者がそれを承諾する。
視聴者のいくらかは
「これで自分も同じようなことができる!」
と思うようになる。
そして、次の第3話で、視聴者の「信じたい」と思う心を補強する話題が出てくることになる。
今回はここまでです。
おまけ:
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